リンク

恩師中村史郎先生の叙勲祝賀会に参加して 　　　　　第２２期新制４期　村井克自

　７月１５日（土曜）、能代市のプラザ都で体操部の大先輩で担任でもあった恩師、中村史郎先生の叙勲祝賀会が催され出席してきました。地味な先生に似合わず、各方面からの出席者が約１６０名と大盛会でした。我々クラス有志も１０名参加し、何十回乾杯したことか。その時の記念写真です。
　祝賀会の帰途、青森経由でＮＨＫ朝ドラ「私の青空」のロケ地である下北半島大間崎へ立ち寄り、八戸で途中下車、名物の馬刺を堪能してきました。
　相変わらずのミーハー振りを発揮して、暑い夏に対処しております。
　お互い元気で２０００年の夏を乗り切りましょう。

写真説明
　　　　　　　　　　　　銭　　松　　佐　　堺　　宮　　斉　　成　　針　　村
　　　　　　　　　　　　谷　　野　　藤　　和　　腰　　藤　　田　　金　　井
　　　　　　　　　　　　哲　　和　　清　　民　　陽　　孟　　秀　　良　　克
　　　　　　　　　　　　男　　明　　一　　雄　　　　　　　　　明　　　自
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　柳　　塚　　中　　中　　福
　　　　　　　　　　　　川　　本　　村　　村　　田
　　　　　　　　　　　　重　　明　　夫　　先　　昌
　　　　　　　　　　　　雄　　　　　人　　生　　雄
(袴田注）
　　送られてきた写真がプリンタに打ち出されたものでしたのでスキャナで取り込みました。そのため若干見にくくなっていることをお許しください。

ホームページに体操部のことと、バレー部のことについて載っていましたので、参考までに中村先生と武田先生について記しておきます。

中村史郎先生（旧制14期）
　平成１２年春の叙勲でスポーツ振興、教育功労で、勲四等瑞宝章を受章されました。
　昭和２３年から母校の教師となり、体操部顧問としてインターハイで１１回の優勝を遂げた。昭和５１年二ッ井高、５３年能代北高で教頭を務め、６０年男鹿高校長で退職、

　体操能代と呼ばれた時代、旧制中学時代の選手権にして初の明治神宮大会（現在の国体）個人優勝に輝き（昭和１７年）。母校で教鞭をとりながら、体操部指導者となり昭和２４年から開催された第１回インターハイでは、五輪メダリストの小野喬選手を擁して団体総合優勝したのを最初に、籍をおいた１５年間にインターハイ団体優勝１２回、２位３位各１回、その他秋田県代表として全国大会の国体やインターハイに何度も出場し、体操能代高の名を全国に広めた名指導者である。
　中村先生が転勤となって母校を去ったたことが、残念ながら今日の体操部の衰退に繋がったわけである。

母校バレー部監督　故武田重蔵先生（旧制16期）

　昭和２６年から４３年まで能代高校バレー部の監督を務め、昭和３１年にオリンピック選手の菅原敬貞氏を擁してインターノハイで優勝、３２年には準優勝し、その他県代表として国体、インターハイに出場し、バレーの武重時代を築いた。
　平成１１年１０月２７日死去、７２才。
　母校バレー部の活躍も武重先生の転勤などにより、又、9人制から6人制に変わってきて、衰退していったのである。

　体操の小野喬氏、バレーの菅原敬貞氏らの活躍も、中村史郎先生や武田重蔵先生などの良き指導司ﾒが居てこそのことで、今の能代工業のバスケット部の活躍にも同じことが言えるのではないだろうか。
　華やかな時代に在学していた者には、いずれ又、良き指導者がかつての能代高校の名前が広まることを期待して止まないのである。

（袴田注）
　武田先生のご子息、武田隆さん（能代高校卒業生、４４期）は鎌倉学園（神奈川）の硬式野球部監督をされており、ダイエーホークスの若田部投手など、数々の名選手を育てられましたが平成２１年秋の神奈川県大会を最後に勇退されました。

甲子園出場の記憶（平成４年夏）

平成４年夏､我が母校は甲子園へ４度目の出場を果たし、１勝を記録した。そのときの様子を報じた同窓会会報を入手しましたので、Home　Ｐａｇｅ上で紹介します。