会報第15号(P9)

寄稿3
能高五日会の歩みはじめ 第46期 能高五日会会長 石井  喬
 本来、能代高校のOBで結成されている東京同窓会が1年に1度開催されているのですが、私も数年前になりますが、参加させて頂きました。その時の雰囲気をひと口に申し上げれば『何とつまらない会だろう。まるで年輩者だけの懇親会じゃないか、もう2度と参加しねぇぞ』というのが率直な印象でした。原因は若者が1人もいない様な、居たとしても当時30代の自分より若そうな人は1人居るか居ないかという現実でした。当然、諸先輩達による幹事会等でアイデアを出し合って取り決めた内容と思いましたが、あまりにも新参者が参加するには敷居が高いというか、同期の、若しくは後輩に声を掛けて次回の開催に誘いを掛けるという気には到底なれませんでした。
 そこで思いついたのが、きっと自分と同じ気持ちや考えを持っている人が他に居るのではないかと思い、五日会の事務局長と相談し又先輩の顧問の後押しも頂き、本年の1月5日に決起したという経緯がございます。当然、会の名称は『能高五日会』と成ったのは言うまでもありません。しかしここで誤解されてはいけないのが、五日会とは、東京同窓会をより大きく、又若者にも参加しやすい親しみの有る会としての入門編とお考え頂ければ幸いであり、決して東京同窓会はツマランから割って出てやろうなどという考えは毛頭ございませんのであしからず。
 入会資格は能代高校のOBで東京近郊に在住し『郷里を愛し、母校に敬意を抱いている事、そして自分は若者であると思っている事』です。
 組織としては、役職等担当の係りを分担し、より強力な結果で運営を図ります。
 活動としては、年間を通じて数回の呑み会が主な活動でございます。
 ただそれだけの会なのですが、これがまた蓋を開けたらなかなか評判で会員も徐々にではありますが増加しつつあります。その上妙案として『会員倍倍計画』なるものがございまして、いわゆる会員1人が2人の仲間に呼びかけて会員を増やすという良質のネズミコウという訳です。
 こんな小さな会ではございますが、とても楽しい内容です。どうか末永い応援をお願い致します。

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