会報第14号(P6)

我らが期の同期会
我 が同期会
第26期(新8期) 畠山 信孝
 去る8月3日(火)午后6時より能代市柳町のプラザ都に於いて恒例の第18回同期会が開催されました。参加者は33名程でしたが、関東同期会からは北村祐三、佐々木章、松橋重美、佐々木高博、神山正子と、私、畠山と6名の参加でした。
 地元能代での同期会には初めての参加にて、能代市山本郡内に在住する同期生とは、正に卒業以来49年ぶりの再会でありました。加齢によりお互いに自己紹介で名のりを上げるまで誰が誰だか解らない状態でしたが、思い出話に花を咲かせている内に、49年の時空を越えて17〜18才の自分達がそこにいました。
 かっての紅顔の悪童達も今は、よわい67才となり白髪あり、髪の毛のうすくなった者ありで外見は老人になっても、一瞬の内に49年の時間と空間を飛び越えて、少年時代に意識が戻って行くと云う事は、何と人間とは不思議な存在なんだろうと思いました。思い出は尽きず、夜ふけまで、親交を深めて参りました。
 毎年一人欠け、二人欠けして行く年令での同期会でしたが、お互いに長生きする事を誓い合い、そしてはげまし合いながら、又の再開を約束し、さりがたき旧友達との別れを、惜しみながらの散会でありました。
 尚、翌日は同期で秋田市在住の鎌田弘の車で豊澤能代市長、母校能代高校の菊谷校長、松谷先生等表敬訪問し又途中、神田政直の定年後の経営するダンスホール教室を見学したりして、秋田市に移動し、小野寺県教育長を表敬訪問した後、同期の秋田市在住の武田忠雄を見舞い訪問、元気な様子に安心したりして、今回の同期会の思い出を、胸にいだきつつ稲穂の出始めた、秋田を後にした次第です。

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