秋田県立能代高等学校東京同窓会


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**能代高校吹奏楽部第50回定期演奏会(2012年5月4日 能代市文化会館)**
今回の能代高校の定期演奏会は50回の記念の年と言うことで、和泉宏隆氏を招き、しかもOB・OGを交えての演奏会と言うことで、予想以上のすばらしい定演でした。
百人近くの大編成、プロの和泉氏の演奏、大迫力に繊細さ聞き応え充分で鳥肌が立ち、涙も出てくるような感動ものでした。
それと、もう一つ感心したことは、プロの司会者ってやはりすごいんだナーと思ったことです。いつも定演は手作りでやるため進行は在校生だったのですが、どうしても間の取り方や色々な場面に応じての機転の利かせ方、相手に応じたトークとか幼さを感じていたのですが、プロは滑舌はもちろん通る声、インタビューや曲の説明…我々が本当に安心して曲を聴く体制がとれるのです。50回目の特別な定演と言うことでの起用だったと思いますが、アナウンサーの大切さを改めて認識させられました。
それにしても沢山のお客さんと鳴り止まぬ拍手、演奏していた人たちも感動したんだろうと思う。指揮をしていた先生なんか完全にハイテンション…一度これだけの体験をしてしまうと、もう一度こんな演奏会やってみたいと思うんだろうな、と思いました。




外は昨日からの雨、遠出を控えた方もおり、開場早々お客さんがどっとつめかけました。


1部は在校生の演奏、堅実な演奏でした。

第2部は現役部員達がラフな格好で登場、大脱走のマーチ・BORN THIS WAY・ディズニーメドレー・コパカバーナ・ディープ パープル メドレーなどの曲をコントを交えながら、あらかじめお客さんに渡してある蛍光ブレスレット振ってもらい幻想的に楽しいステージを繰り広げてくれました。


3部は和泉宏隆氏(ピアノ)を迎えて、和泉氏が作曲したオーメンズ オブ ラブ・Silver Girl In The Mist・宝島の曲をOB・OG を交えての総勢百人近くの大編成で演奏しました。
一曲目と二曲目の間に指揮をしている奥山先生や司会進行のプロアナウンサーの清水さんから和泉氏のいろんな紹介があり、奥山先生のリクエストで和泉氏の曲「.Heart Land」を独奏していただき、会場の雰囲気は何ともいえない高揚感につつまれ、第3部の終わりの曲まで一気に大編成の吹奏楽と和泉氏のピアノ合奏で大盛り上がりになりました。
演奏終了後 和泉氏は司会の清水さんからインタビューを受け、今は亡き 加藤成二さん(鶴瓶の家族に乾杯でも紹介された水沢小学校オリジナルソング「ふるさとはずっと」の作曲者でもあり、地元の小学校で教師をされていた。能代高校49期)のご縁で和泉氏が能代に来るようになったとの経緯も知ることができました。

第4部は現部員とOB・OG (この中には吹奏楽OBの校長先生も含まれていました)総勢百名近くの大編成吹奏楽を堪能させていただきました。
まずは、能代高校校歌演奏、これだけの大編成吹奏楽での校歌初めて聞きました。すごかった。
次はマーチ「列車で行こう」これは能代高校吹奏楽部のOB川村昌樹さん作曲の2003年度全日本吹奏楽コンクール課題曲で、五能線をイメージして作曲されたとも言われている曲だそうです。残念ながら川村さんはこの曲の演奏を聴くこともなくその年に亡くなったといわれていて...、追悼の意味も含まれての演奏でした。この曲は大変演奏が難しいとのことで滅多に聴くことがないという人もおり貴重な曲を聴かせていただきました。
ここからは圧巻の曲の連続でした。恒例「栄光への脱出」…楽器の奏でる圧を肌に感じて聞く心地よさ、現役とOB・OGが一緒になっての圧巻の演奏すばらしかったです。
次の大序曲「1812」は個人的に、のだめカンタービレで、おんぼろ楽団マルレが汚名返上した時に演奏した曲、大好きな曲だったので期待していました。弦楽器がないのは残念でしたが、その分迫力のある演奏で、最後の方で打たれる大砲代わりの大太鼓の音がかき消されるくらいの大音量のラストでした。
演奏が終わると万雷の拍手鳴り止まず、アンコールは3曲に及びました。そのたびに拍手は鳴り止まず、アナウンスで終了を告げる放送があってようやく拍手が鳴り止んだほどでした。能代でこのようなことは滅多に無いのではと思われたことでした。
もう一つ感心したことは、プロの司会者ってやはりすごいんだナーと思ったことです。いつも定演は手作りでやるため進行は在校生だったのですが、どうしても間の取り方や色々な場面に応じての機転の利かせ方、相手に応じたトークとか幼さを感じていたのですが、プロは滑舌はもちろん通る声、インタビューや曲の説明…我々が本当に安心して曲を聴く体制がとれるのです。
50回目の特別な定演と言うことでの起用だったと思いますが、アナウンサーの大切さを改めて認識させられました。
それにしても沢山のお客さんと鳴り止まぬ拍手、演奏していた人たちも感動したんだろうナー。


写真・記事提供:武田氏(46期)、野村氏(48期) Special thanks for Mr.Takeda and Mr.Nomura. 

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