会報第12号(P18)

北羽新報2002.3.24日付に掲載された記事を転載させてもらいました。
関東のしろ会と能高東京同窓会
郷土の緑化にひと役
母校や多宝院にシダレザクラなど植樹
 関東のしろ会(高田政勝会長)と能代高校東京同窓会(畠豊彦会長)は23日、同校と同市桧山の多宝院を訪れ、ふるさとや母校の緑化に一役買おうとシダレザクラなどを植樹した。
 両会は郷里や母校の緑化に役立ててもらおうと今回の植樹事業を計画。午前中は能高東京同窓会が同校の前庭にシダレザクラやサルスベリなど3本を植樹したほか、午後からは両会のメンバーが多宝院を訪れ、多宝院護寺会(戸松正之会長)の協力を得て、駐車場となっている敷地の一角にシダレザクラ6本を植樹した。
 植樹したのは高さ4メートルほど、7、8年もののシダレザクラで、関東のしろ会の副会長で造園業を営んでいる平川直治さんが東京から持参。中にはすでに花を咲かせたものもあり、作業中は雪に見舞われたが、メンバーらは可れんな花をめでながら、木を立てたり支柱を施したりする作業に取り組んでいた。
 畠会長は関係者の協力に感謝しながら「これっきりではなく、少しずつでも多宝院の桜を増やしていきたい。何十年かけて立派な大木になってくれたら」と話し、同院で懇談したあとは標柱も立てて、新たな「名所」誕生への願いを託した。 

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